『DAY IN, DAY OUT』(全2巻)がJコミさまにて公開されました。
リンクはこちらから→『DAY IN, DAY OUT』
朝日ソノラマ時代の連載作品ですね。
描きたいドラマのイメージががつんがつんあって、つんのめりながら描いていたように思います。
私の場合初期から現在に至るまで、出来上がったネームを黙って編集さんに渡し、まんま受け入れて頂くというパターンで殆どの作品を作ってきましたから、(編集さんにご迷惑をお掛けしまくったことも忘れておりません;;)どれも内田の構成要素が判りやすく滲み出ているのではないかと思います。
良くも悪くも「かくあれ」と思う何かを例外なく其処に埋め込もうとしている自分。
ヘタクソな描き損ねも、うまいことツボに嵌まった言葉も、ひとりよがりな表現も。
絵柄は違っても初期から今に至るまで、根底は変わらないものだと再認識するわけです。
で、『DAY IN, DAY OUT』
改めてめくってみたらば。
今見ると恥ずかしい。
うーん恥ずかしい。
自分のに限って起こるこの感覚は避けられません。
未熟だったりやり過ぎな自分を剥き出しで見るのは赤面ものですから。
しかしどんなに恥ずかしくても自分の作品が好きで、多くのかたに読んで頂いたことを思うのです。
すると何処かで誰かと共有しているという感覚に出会ってゾクゾクします。
初読みのかたにはまた別の風味で。
そして当時読んだ!というかたは再び頁をめくって、あのときの感覚を共にして頂けたなら幸いです。
こんなとこにめね田状の何かが |
こんなとこに赤々丸のタイトルが(この時タイトルだけ思い付いてた) |