地震と恐怖

昨夜の地震があったとき、ヨウムたちがパニックを起こしたので急いで彼等をフォローしに行きました。
鳥たちはケージの中で恐怖のあまり暴れてしまいひどい怪我をする可能性もあります。
彼等はしばらくすると落ち着いてくれましたし、一部羽根が抜ける程度で済みました。
恐怖が強ければそのストレスは相当なものになります。

余震がやっと収まってつくづくと振り返ると、私自身の恐怖感もだんだん(年々)高まっているのを感じます。

私は小さい頃から地震や雷が大好きだったのです。
みんな部屋の奥に行ってしまっても窓辺に言って雷を眺めるのが好きな可愛げのない子供だったし。
無責任時代だったからなのか、地震もアトラクションのようなものだったし。
遊園地の絶叫系はダイジョブ。
…だったのでやはり揺れること自体が問題なのではないのです。
まあ今絶叫系なんか乗ったらうっぷ、とか言っちゃいそうですが。

失うものがあればあるほど、恐怖が増幅してゆくことを実感します。
大したものは持っていませんが、守らなきゃいけない命にだけは責任取らなくちゃいけません。
てか置いてけぼりが一番コワい根性なしなわけですが。